具体的な商品紹介・レビュー記事の2つの注意点とポイント

アフィリエイトの作業の中心は、何を置いても記事を書くライティングです。しかし、残念ながら闇雲に記事を書いても商品は売れません。商品紹介記事やレビュー記事でも抑えなくてはいけないポイントや、上手く販売ページへ誘導するためのコツがあるのです。

 

商品紹介記事・レビュー記事の注意点

アフィリエイトはブログやサイトなどで広告を掲載し、リンクを踏んだ訪問者が商品を購入すると報酬を得るというビジネスモデルです。端的に言えばネット上での広告代理業です。

 

しかし、初心者が犯しがちなミスの1つに、販売ページの文章をコピーしてしまうというものがあります。

 

販売ページの文章を流用し、主語や接続詞を適当に組み替えてコンテンツに貼り付け、ほぼコピペの状態で公開する人までいることには驚きますが、稚拙なリライトもほとんどコピペと変わらないので、気をつけてください。

 

言わずもがなコピペは厳禁。検索エンジンからの評価が下がるばかりでなく、検索圏外というブラックホールに永久追放されてしまいかねません。そしてもう1つ注意点があります。

 

商品のスペックや基本性能などは、その商品の販売元である広告主のランディングページでバッチリ紹介されています。にも関わらず、ブログなどの商品紹介記事で、基本性能などの商品概要をクドクドと書いて文字数自己満足に陥っている記事の多いこと。

 

よく見かける「〇〇使ってみた!」のブログ記事でありがちですが、Wikipediaのような商品概要が延々と続いた後、「おすすめです!」と締めて広告ドーンというパターンですね。商品紹介という記事の特性上ある程度の商品概要の引用は必要です。

 

しかし、冷静に考えればわかるのですが、広告のリンク先は商品の販売ページであり、ペラサイトとしても成立する程の情報量が詰め込まれています。購入を検討している人からすれば、概要を知るにはこの販売ページだけで十分なのです。

 

その結果どういう状況になるかというと、本当に知りたい情報は別のところにあるわけですから、記事さえ読まれずにページを閉じられてしまうのです。もちろん検索ユーザーは、自分の求めていた情報を届けてくれたコンテンツからリンクを踏むことでしょう。

 

せっかくコピペでないオリジナルの記事を作成しても、視点の持ち方を間違うだけで全くと行っていいほど成果が出ない場合があるのです。いい記事を書きポイントの解説の前に、以上2点の注意点を抑えておいてください。

  • 販売ページのコピペは厳禁!
  • 商品概要だけのページは意味がない!

 

物販アフィリエイトでの具体的なレビュー思考

例えばあなたが、「ほうれい線を目立たなくするアンチエイジングの美顔クリーム」をアフィリエイトしたとしましょう。商品名は、そうですね「ノンホウレイ」とでもしておきましょうか。

 

あなたは「ほうれい線におすすめ、ノンホウレイを使ってみた!」というタイトルにて販売ページを参考にリライト的な記事を書き、幸いにも検索上位への表示を勝ち取っていたとします。

 

さて、すでに「ノンホウレイ」の存在を知っていて、購入することを決めている人の場合は、単純に商品名の検索から記事へ訪れる可能性が高いでしょう。もしくはダイレクトにオフィシャルの販売ページへアクセスするかもしれません。

 

マーケティングの世界で言うところの「いますぐ客」であれば、商品の紹介の仕方が多少まずかろうが、購入する意志を大きくくじかない限りは購入に至る可能性は十分にあります。しかし、次の潜在顧客の段階である「そのうち客」へのアピールはまた違った視点を取らなければならないのです。

 

「ノンホウレイ」の存在は知っているが、購入に踏み切れずにいるお客さんというわけですね。このお客さんが何を求めて記事を探しているか・・・すでに効能や価格などは知っていますので、商品概要を求めていないということは理解できますよね。

 

当然、商品概要の焼き直しやコピーコンテンツのページから売上が発生する可能性はとても低いでしょう。購入を迷うお客さんの多くは、購入ページには書かれていないことが知りたいのです。例えばそれは、口コミや感想、評価といった購入者の声などですよね。

  • 実際に使ってみた使用感
  • 販売ページの効能アピールは本当か嘘か
  • 誇大表現ではないか
  • 継続して使うのに支障はないか
  • 使ってみた臭いなど広告に記載されていないデメリット

 

など、広告に書かれていないことなんて探せばいくらでも出てくるのです。なぜ購入を迷っているのか、そこにスポットを当て、期待に応える商品の紹介をすることで成約に大きく近づくことができます。

 

実際に使ってみた使用感などの記事を書く際には、写真や動画などのメディアを使ってユーザーに伝えることでよりリアリティーを伝えることが出来て、より購入率が上がります。写真もプロが撮影した企業側が提供してくれている写真ではなく、素人が撮影したことが分かる個人撮影写真を使った方が共感も持ちやすいです

 

まとめ

商品を売りたいという気持ちが先走ってしまうと、商品の性能などの良さを伝える記事ばかりを書いてしまいがちです。それこそ販売ページの焼き直しですよね。

 

しかし、検索ユーザーがなぜあなたの記事を訪問しているのか、何を期待しているのかというユーザー目線に視点を移せば、何を記事として伝えるべきか見えてきます。

 

「期待に応える」

 

これはアフィリエイトに限らず、どんなビジネスにも共通する基本的な原理原則であるといえます。いえ、ビジネスだけでなく対人関係を良好に保つためにも必要なことかもしれませんね。

 

ネットだけで完結してしまうアフィリエイトは、人とのつながりが希薄になりがちです。しかし、あなたの書いた記事で勇気づけられたり、安堵の気持ちを抱いてくれたり、目に見えないストーリーがあることを忘れてはいけません。

 

商品が売れる記事とは、インパクト絶大な過激な表現の宣伝記事ではなく、巧妙に購買心理を手繰り寄せるトリック的な記事でもなく、ユーザーにしっかりと寄り添い、その期待に応える記事であるというポイントをしっかりと抑えておいてください。

 


 

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