ページタイトルとサイト名の付け方と反応率の高い4つのポイント

 

せっかく検索で上位表示されても、ページタイトルを見てクリックされなければアクセスはありません。アクセスを機に集まって来たユーザーをリピートさせるには、あなたのウェブサイトの屋号でもあるサイト名を覚えてもらう必要があります。

 

ページタイトルとサイト名の付け方と反応率の高い4つのポイント

覚えやすく個性的なサイト名をつける

アフィリエイトをはじめるには、WordPressブログやHTMLサイトなど、あなたのコンテンツを収納するウェブサイトを立ち上げる必要があります。一般的には新規ドメインを取得し、レンタルサーバー上に登録するのですが、それと同時にサイト名を考えておく必要があります。

 

サイト名は途中でも変更可能ですが、一度取得したドメインを変更することは基本的にできません。サイト名を運営の途中で変更するといっても、それまで積み上げきたアクセスの実績や評価を大きく残ってしまいますので、あまりお勧めはできません。

 

このようにサイトは立ち上げの段階でしっかりと方向性を定め、ポイントを抑えたネーミングとドメイン取得をしなくてはならないのです。気をつけるポイントとして、基本的に日本語でのサイト名をつけましょう。

 

英語でおしゃれなネーミングを考えがちなのですが、難しい単語を使うと覚えられないだけでなく、スペルを1文字間違えただけで検索の結果から外れてしまいます。

 

アフィリエイトサイトの目的は商品やサービスを紹介し購入または契約していただくことです。幅広いターゲット層をカバーするためには、老若男女に親しみもってもらえるようなネーミングを考えていきましょう。

 

それと、もう一つ。ドメイン取得の前に、候補のサイト名は事前に検索しておきましょう。

 

例えば、男性向けたお取り寄せ食材のアフィリエイト思い立ち、「男飯」というサイト名を考えつきました。しかし、この「男飯」という名前は、「侠飯(おとこめし)」という某 テレビ局のドラマのタイトルとしてオフィシャルサイトまで立ち上がっていました。

 

有名芸能人も多数出演するドラマなので、放送前にして関連するサイトはたくさんあります。立ち上げ間もない個人のアフィリエイトサイトがそれらを押しのけて上位に表示されるのは、かなり難しい状況と考えられます。

 

こうしたケースもありますので、事前に考え着いたサイト名はドメインの取得の前に必ず検索をし、混同するようなサイトがないかチェックしておいた方がいいでしょう。

 

ちなみにサイト名は口頭でも人に伝わるような名前で、キャッチーで短めなものが良いようです。人気ブログなども5文字程度のものがよく見かけられ、サイト名からどんな内容かが伺えるものが多いようです。

 

キーワードの配置

検索エンジン上では左に配置されるキーワード優先されます。これはサイト名にもページタイトルにも言えることで、SEO対策の基本的なこととして数年前より指摘されています。

 

しかし、前後逆転することでしっくりこないタイトルも出てきます。例えば「テニスの王子様」が「王子様のテニス」だったならどうでしょう?前者がテニス界の王子様のようなスターを連想するのに対し、後者はなんだか普通に王子様がテニスをしているだけ、といったイメージですよね。

 

しかし、自然なネーミングとして右側にキーワードが入るのであれば 、視覚的に人に訴える効果は高まります。キャッチーなサイト名はブランディング効果も高いため、コンテンツを重視したサイト戦略であれば左右を気にしない配置でも戦っていくことは十分可能です。

 

商品名やジャンルをタイトルに入れる

アフィリエイトの世界では、キーワードの属性をビッグキーワード、ミドルキーワード、スモールキーワードに区別することがあります。 ビッグキーワードとは単一語のことが多く、スモールキーワードに向かうにしたがってより具体的なキーワードとなっていきます。

 

例えば、「カメラ」というキーワードは、ビデオカメラや一眼レフのカメラなどを幅広くカバーしており、紛れもないビッグキーワードです。では次に「カメラ キャノン」というキーワードはどうでしょう?メーカーを指定することでカメラ全体の検索ボリュームは何分の1かまで絞り込まれます。

 

まだまだ絞り込むことは可能な域であり、ミドルキーワードとしておきましょう。

 

最後に「カメラ キャノン EOS80D」というキーワードでは?絞込によって機種まで具体的に検索することができます。ここまで絞り込んで検索するユーザー層は小さいので、スモールキーワードと区別することができるでしょう。

 

ビッグキーワードでは検索数は多く、あらゆるターゲット層をカバーしますが、カメラを紹介して売ろうとした場合の成約率は低くなります。これはカメラの使い方を知りたかった人も、カメラの意味を検索しようとした人も分母に含まれてしまうためです。

 

逆にスモールキーワードでは、先程の「カメラ キャノン EOS80D」のように特定の機種に絞ったターゲット層であるため、検索数は少ないと言えます。そして、ここまで具体的にキーワードを絞り込む人は、購入を検討している人である可能性も高く、成約率はビッグキーワードよりも高くなるのです。

 

スモールキーワードが近海の一本釣りで中型魚を狙うのに対し、ビッグキーワードは遠洋の延縄漁で大型魚を狙うイメージです。スモールキーワードでは立ち上げて間もない、小舟のようなサイトでも狙えますが、ビッグキーワードでは熟練した操縦士のいる大型船で、たくさんの燃料が無いとお話になりませんよね。

 

もちろんリターンが大きいのは遠洋漁業のビッグキーワードです。大海で網を張れば、大物小物問わず一網打尽、まさにパワーゲームという桁違いの収益を手にすることができるのです。

 

初心者のうちはスモールキーワードでコツコツと実績を積むのですが、いずれは大海へと望む目線だけは持っておきたいものですね。

 

検索キーワードを見つけるには

スモールキーワードを見つけるためには、Google の キーワードプランナーやグッドキーワードはよく知られています。とても便利なツールですので試してみてください。他にもキーワード選定ツールは山ほどありますので、活用してみて下さい。

 

キーワード選定ツールをまとめているサイトがありますので、ご覧ください。

 

まとめ

数年前には、不自然なぐらいのキーワードを詰め込んだページタイトルで稼げていた時代もありましたが、このような検索エンジンの盲点をつくようなやり方はすぐに対策され、ペナルティ対象の代表格とも言うべき手法になってしまいました。

 

検索エンジンの機能は高度化したいま、小手先のテクニックで稼げる時代はとうに終わっているのです。密度の高いコンテンツ、検索ユーザーにとって有益なコンテンツに仕上げることこそ、最良のSEO対策と言えます。

 

このような検索エンジンを相手に、アフィリエイトで収益をあげることは、決して容易いことではありません。誰にでも始めることができる反面、どのビジネスよりも挫折率は高いといえるでしょう。

 

あなたがアフィリエイトでのし上がっていくためには、難しい知識も神技のようなテクニックも必要ありませんが、なにより検索エンジンの方向性に沿った「行動力」と「継続力」が試されるのです。

 

 

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