初心者がロングテールキーワードを狙う本当の理由とは
ワードプレスやGoogle関係の設定をやっと終え、ようやく書き始めたブログ。少ない記事数ではアクセスは見込めないと頭ではわかっているものの、やっぱり欲しいアクセス数ですよね。
アクセスを集めるには、検索結果の1ページ目、さらに言えばTOP10ぐらいには入っていないと、あなたの記事に訪問してもらえる可能性はとてつもなく薄いでしょう。ではどのように立ち回って行くべきか、今回はロングテールキーワードを軸に考えていきましょう。
ロングテールキーワードとは
検索エンジンのキーワードは、短ければ短いほど該当するコンテンツも増え、例えば人気の「副業」などのジャンルともなると、単一キーワードで検索される結果は3000万コンテンツにも昇ります。
3000万のライバルを押しのけ、あなたの記事がTOP3にランクインする可能性は・・・もちろん限りなく不可能に近いですよね。しかし、副業の中でもAmazonを使った輸入転売にカテゴリーを絞ったとすると、「副業 Amazon 輸入」のキーワードの検索結果は60万ほどになりました。
このように、基本的には複合されるキーワード数が増えるにつれ、ライバルコンテンツの数は減少していきます。もしも、単一キーワードでTOPを取ることができれば、桁違いの収益が約束されたようなものです。
しかし、それは大企業が巨額の費用を投じて勝ち取るようなスケールのお話なので、個人ブログのアフィリエイターは2語以上の複合キーワードで勝負するほうがよほど現実的ですよね。
つまり、ニッチな需要だか供給が少ない市場であっても、その数を集めることで大きなアクセスを集めることができ、結果的に収益化を目指せるという戦略を取っていくほうがベターであるということなのです。
アフィリエイトにおいては、このニッチな需要だがライバルの少ない市場(キーワード)こそロングテールキーワード戦略ということになるのです。
コンテンツの本質的な価値
検索ユーザーが検索する目的は、「わからないことを調べる」、「悩んでいることに対するアドバイス」を求めているからです。
ネットサーフィン中にたまたま訪れた訪問者は、「検索」していません。記事が気に入れば読んではくれるでしょうが、基本的に一見様です。冒頭部分だけ流し読みして記事を閉じる可能性は非常に高いです。
その点、検索して訪れてくれたユーザーは、あなたの記事タイトルに解決の期待を持って訪問してくれているので、最後まで記事を読んでくれる可能性は前者よりも高くなります。
さらに、期待に答えることで、アフィリエイト広告の商品に興味を持ってくれたり、ブログのリピーターになってくれたりする可能性もあるでしょう。検索エンジンを運営するGoogleの使命は、「検索ユーザーに価値の高いコンテンツを提供する」ことです。その結果、検索ユーザーはGoogleを信頼し、ヘビーユーザーとなっていくことで膨大なデータを提供します。
もちろん、Googleのベクトルにあわせることで、アフィリエイターも検索順位の優遇という恩恵を受けることができます。ある意味GoogleとのWin=Winの関係ともいえますよね。
収益性だけが独り歩きし、ユーザーにとっての期待をないがしろにした結果は、皮肉にも巨額のSEO対策費用を投資した大手企業の運営するキュレーションサイトが、雪崩式に閉鎖に追い込まれてしまったことが証明することとなりました。コンテンツの本質的な価値とは、なによりも検索して訪問してくれるユーザーの期待に応えるということなのです。
ひとつひとつの記事にこの概念があれば、少なくとも500文字以下の薄っぺらな記事や、キーワードだけをたくさん詰め込んで、適当につなぎ合わせたような記事を投稿することがどれだけナンセンスであることが判るでしょう。
良いコンテンツからは自然に他サイトからの被リンクなどが伸びていきます。その積み重ねこそ結果的にブログ全体を強くし、あらゆる記事で価値が高まり、上位表示されていくという好循環を生むのです。あなたのブログは誰かの期待に答えていますか?
収益が伸び悩み、こんなはずじゃなかったと思ったとしたら、あなたのコンテンツは誰の期待にも応えず、自分のためだけに書かれたコンテンツになっているかもしれませんね。
大手企業のパワーサイトがWin=Loseの結果どうなったか。決して対岸の火事ではないようですね。