トレンドアフィリエイトとは?メリットと注意点や将来性について

トレンドアフィリエイトは具体的に何をするのか、どうしたら腕が上がったと言えるのか、何に気を付ければいいのか等の入門的な知識をまとめて解説します。「興味はあるがやり方が分からず不安だ」という方はご一読ください。トレンドアフィリエイトについてや、トレンド記事からの将来性についての記載も行っております。

 

トレンドアフィリエイトとは

その時々、今の今、瞬間ごとの「大きな流行」「激しい需要」にフォーカスし、刹那の盛り上がりに依拠したコンテンツを発信するのが、トレンドアフィリエイトで普段行っていることです。

 

要するに、騒がしい時事ネタを取り上げて発信し人を集める訳ですね。ここが「トレンド」の部分です。「アフィリエイト」の部分は読者を集めた時です。発信しているブログ記事などに広告を貼っておき、クリックされることで報酬を得ます。「トレンド」で多くの人を集めて「アフィリエイト」を成り立たせる、これがトレンドアフィリエイトです。

 

なぜ時事ネタで人は集まるのか

人を集める手段として時事ネタを扱う理由についてですが、最も多くの人から興味を惹きつけるのが新鮮な時事ネタだからです。これはテレビや週刊誌などのマスコミに代表される「先人」たちが今昔を通して続けていることでもあります。テレビは視聴率の為、週刊誌は売り上げの為に。

 

強力な時事ネタは主に芸能業界から生まれています。不倫や薬物などのスキャンダル、熱愛や結婚といったおめでたい話、飲食店や絵本作家デビューなどの変化球、これらをテレビでよく観る有名人が行うからには価値ある情報として扱われます。

 

また、芸能だけが時事ネタの供給源とは限りません。オリンピックや駅伝などスポーツの祭典、天体ショーや海外スター来日といった限定性の強いイベント、果てはおぞましい自然災害と、時事ネタは多くのジャンルから沸き立っています。そして、すぐに鎮まります。

 

トレンドアフィリエイトを実践するには

始めるのであれば、自分のブログを用意しGoogleアドセンスへの申請を通す必要があります。記事を載せるブログと広告収入をもたらすアドセンスが揃わなければ始まりません。

 

アドセンスのほうは申請に独自ドメインを要します。無料ブログでついている「サブ~」では通りませんので、どうにかして独自ドメインを取得しましょう。どこかで購入する、特定のブログサービスで有料化プランを使って借りる等の方法があります。

 

ブログは無料ブログよりもWordPressの方が地盤も安定しており堅実ですが、最初のうちは慣れるという意味でも無料ブログで始めるのがよいかと思われます。

 

アドセンスの申請が通り、ブログに広告を貼れるようになったら、いよいよトレンドアフィリエイトの始まりです。

 

腕が上がれば他のアフィリエイトにも活きる

実際に作業を繰り返すと分かるのですが、トレンドアフィリエイトは早さが命です。Yahooニュースなどで初報を掴んでから2時間でキーワード選定を含め一記事として出せるようにしないと情報の鮮度が急激に落ちてしまうのです。検索エンジンの上位に躍り出るキーワードを短時間で選ぶのは初心者にとって酷な話です。

 

しかし、スピード至上主義の荒波にもまれるうちにキーワードの選定は上手くなっていきます。「男性歌手Aが不倫」とくれば「妻Bとの夫婦仲は…」「不倫相手はCとのことだが…」「メンバーのDにはこんな話が…」とキーワードの候補や記事展開を大まかに組み立てることになるのですが、経験と共にその思考スピードは速まっていくのです。

 

キーワード選定のスキルは物販など他のアフィリエイトでも重要なので、素早いキーワード選定は他アフィリに移った場合でも大きな助けとなります。トレンドから移った場合、読者の潜在的欲求を察知する能力が新たに求められますが、身に着くまでは培った出稿の速さに助けられることでしょう。

 

実際に、情報商材アフィリエイトでも、物販アフィリエイトでもトレンド要素のある記事を利用して、集客をすることもありますし、サイトアフィリエイトをしている人でしたら、役立つ手法になります。

 

一番怖いのはGoogleの動き

トレンドアフィリの実践にあたって、Googleとはアドセンスの申請先であり検索上位を勝ち取るための戦場である訳ですが、もう一つの顔があります。規約違反に鉄槌を下す「裁定者」としての側面です。

 

画像の使い方に注意

記事に画像を使う事はよくあるどころか当然ではないかと思います。分かりやすいよう記事の主題となる芸能人の画像を載せるのが良いとする意見は一部の教材ですら見られます。

 

しかし、「自己責任で」という一句が決まって添えられているのですね。裏を返せば画像の無断使用と著作権の侵害はイコールという訳です。断りを入れるにしてもトレンドアフィリには返事を待つ余裕などありません。

 

困ったことに著作権侵害はGoogleアドセンスの規約にも反しており、動向次第では検索順位を落とされたりインデックスを遅くされたりとペナルティを受けるかもしれません。最悪の場合はアドセンスのアカウントを削除され、アドセンス広告で収入を得ること自体が出来なくなります。

 

元画像から不要な部分をトリミングなどの自衛をする、不倫など負の話題では画像を使わない、「いらすとや」等からのフリー画像でも表現できる記事にする等の対策はしておきたいところです。

 

小手先のリライトでは不十分

書き初めのうちは分からないことだらけで、つい他人の文章を写してしまいがちです。ただ写すだけではまずいので、使われている語尾や全体の言葉づかいを変えたり段落を入れ替えたりする「リライト」の作業を行う事もあるでしょう。

 

実はこの程度の改変は「リライト」と呼ぶに値しません。元となる文書の大筋を踏まえた上で、自分なりの解釈を加えたり余剰な表現を削ったりセクションの分離や接合をしたりと、ほぼ最初から文章を作るつもりで書き換えて初めて「リライト」と呼べるのです。

 

ともかく、小手先の改変で取り繕った記事だけでは元サイトやライバルとの表現被りから検索の上位に出るのは難しいでしょう。その時はよくてもアクセスが集まってからGoogleに悪目立ちと見做され評価を落とす羽目になります。また、どう改変しても元記事に勝ることはありません。

 

一から十まで自力で記事を書いていても、扱う話題の方向性によってはGoogleに悪く思われる可能性があります。よく懸念されるのは、様々な分野のニュースを取り上げたことでGoogleから節操がないと見做され評価を下げることです。

 

他にも、ゴシップ誌同然に芸能ネタを漁る、大量殺人などの残虐な事件ばかり取り上げる、過激な表現でこきおろす等のスタイルはペナルティの対象になりやすいようです。

 

対策としては、読者が不愉快に思わないようなコンテンツに仕上げて発信し、一人でも多くの支持を得るしかありません。稼ぐという目的はありますが、傍若無人な自己中思考ではいざという時誰も助けないばかりか積極的なアドセンス狩りを受けることにもなりかねません。

 

読んでくれる人あっての稼ぎと意識し、常に読者の目線を考えてブログを更新していきましょう。

 

トレンド記事から、トレンド特化記事へ

トレンドアフィリ等であれこれ様々なニュースを元に記事を書き続けていると、ふと振り返った時に自分のブログが混沌としているものです。内容が毎日あっちこっち飛んでいるとGoogleからの評価もなかなか上がりません。なので、トレンドアフィリエイトには将来性が無いのかと思う方もいるかと思います。

 

そこで、いっそ特定のジャンルに絞って書き続ける特化型戦術が考えられます。内容の一貫性からGoogleに評価されやすく、有益な情報を出し続ければSEO対策にも有利に働き、純粋な情報サイトとしても活用され感謝されることでしょう。実際にトレンド記事を経験して、特化型記事に移行することは多くの方が行っている手法でもあります。

 

第一歩はジャンルを選ぶこと

ジャンル特化で進むからには、自分が身を置くジャンルを決めるところからスタートすることになります。今回焦点を当てるのは専らジャンル選びについてです。勿論、闇雲に選べばいいというものではなく、ジャンル選びには基準というものがあることをまず知っておいてください。

 

ジャンル選びの基準

選ぶべきジャンルの基準は2つ、「知名度の高さ」と「モチベーションの維持」です。知名度というと語弊がありますので、言い換えますと「浸透性」「汎用性」となります。世の中でいかに多くの人がお世話になっているか、興味を抱いているかが一つの基準です。

 

ニッチなジャンルを扱うと、ミクロ的には必要性の高いサイトでもマクロ的な評価はいまひとつとなり、多くの人に訪問されるべきアフィリエイト活動と噛み合いません。

 

モチベーション維持は恒久的にブログを続ける為ならば必須です。続けているうちに飽きたり嫌になったりすると、どうしても更新が鈍り最悪の場合止まってしまうでしょう。これを防ぐため、参入する分野は知識がついており人一倍得意であったり好きであったりする分野が望ましいです。好きなことならば書き続けても苦になりませんからね。

 

世間に広く浸透しており、自信のある得意分野……この2条件をクリアしたジャンルであればあちこち無節操に書くよりもかなり安定した収益が見込めます。

 

特化型ブログに求められる細分化

特化型ブログで扱うジャンルは意外と狭いです。例えばスポーツという枠組みでは大きすぎますので細分化していき、野球・サッカー・ゴルフ・テニスなどとより細かく決める必要があるわけですね。

 

イオンに行く目的はイオンの建物自体ではなく、内部にあるスーパーだとか薬局だとか本屋だとかに限定されているようなものです。勿論、細かい中でも先の2条件に当てはまるカテゴリを選んでください。

 

特定の分野に特化する以上、ネタの範囲が狭まるばかりか記事に求められるレベルも高くなります。執筆活動はより厳しくなりますので、メジャーな物事から継続できるものを選びたいものです。

 

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