害でしかない。「フェニックス」全自動更新型ポータルサイトシステム

「フェニックス」全自動更新型ポータルサイトシステムはアドモールで販売されている、ポータルサイト作成商材になります。

 

この商材が販売されて多くの人が、何の疑いもなく実践するかと思うのですが、この商材はグーグルにとって害でしかありません。また、他のブロガーにとって大きな害になります。

 

フェニックスで作成したサイトを大手サイトでも問題としていたり、多くのブロガー達もこの問題を被害記事として書いています。ネット上での一つの悪質な問題として大きくなってきていますね。この商材は頃合いが良い時(大きな犯罪問題になる前)にでも販売停止するかとおもいます。

 

アドモール商材にて悪質的な商材はいくつかリリースされていましたが、ここまでひどい詐欺的な商材は初めてですね。フェニックスのレビューを見ると絶賛記事が多くありますが、業者・ステマブログなのか無知なレビューなだけです。

 

商品概要

販売社名 株式会社アドシステム
運営責任者 久米 妥
販売者 柴野雅史

フェニックスでは、教材が3つ付属しており、所謂「ポータブルサイト」を作成していくノウハウになります。

プラグインを使って他の人のサイトを自動で転載するんですね。

 

ポータブルサイトで有名なのが「Yahoo!」等上げることが出来ます。他で掲載されている情報をYahooトップページにて「ネット上の情報を引用元を表示して集めている」んです。つまり、ポータブルサイトは、他の記事をまとめて引用を行い玄関を作ってくれているのです。

 

だから、フェニックでのノウハウでも、他人の記事のコンテンツをまとめて自分のサイトとしていいとしているのですが、全文転載でも引用ではなく、あくまでもポータルサイトやアンテナサイトと主張しているのです。

 

しかし、RSSにて全文を取得して自分の記事に掲載している時点で、引用の範囲に含まれます。

 

実際に、引用条件として

  • 自分の著作物の部分と引用部分を明確に区別している
  • 自分の著作物と引用する著作物の主従関係が明確になっており、自分の著作物が主体であることが明らかである

上記の2つを満たしていないですし、ただの全文転載されて他のブロガーにとって有害なサイトを作り出しているだけなのです。

 

確かに「Yahoo!」に関しても同様の事が言えるのですが、掲載される側には、

  • アクセスが集まるYahooから集客できる
  • ドメインレベルが高いサイトからの被リンク

というとてつもないメリットがある事からも被害を訴える人はいませんが(メリットのみですし)、「ただの小遣い稼ぎの為の全文転載(パクリ)サイト」には多くの被害が生まれています。

 

それに、ネットでもこういった行為は大きな被害として、沢山の苦情が出ております。例えば、下記の大手サイトでもフェニックで作成したと思われるサイトに対して、法的処置に関して発言しております。

 

「アフィリエイト目的の完全パクリブログが出現」

https://bitoff.net/blog/1727/

このサイトの管理人も「皆一斉に管理人にクレーム出すこと推奨。法的措置で訴えれば賠償金取れます。」と発言している通り、大手サイトもこういったRSSサイトにて大きな問題点としていますね。ここで晒されているサイトも「フェニックス」での作成テンプレートでした。

 

私もアフィリエイトビジネスにて目立つことが多くなったため、当サイトがフェニックの実践者から丸パクリを受けておりました。晒しますと、下記サイトになります。これは私がフェニックを購入する前にあったサイトでフェニックを購入して初めて「フェニックの手法であるフォーマットのサイト」なんだって気が付きました。

【魚拓】トップページ:http://megalodon.jp/2017-1213-1650-41/netseiko.biz/

 

一つ記事の例を挙げると、下記のように丸パクリされます。

 

私自身、サーバーの方に連絡をして、Googleにてトップページにて見つけることが出来る範囲内をGoogleの著作権にて申告を行い、広告の方にも1つ連絡をしました。ただ、これ以上RSSで全文記載が行われているサイトが増えることがGoogleアルゴリズム的にもリスクが高まる為、「.htaccess」にて特定のプラグインがアクセスできないように対策しました。

 

 

他にも多くのブロガー達によって被害記事が投稿されております。

「当サイトのRSSフィード情報をそのまま自分の記事として公開しているパクリサイト発見」

●http://www.momosiri.info/zakki/%E5%BD%93%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%88%E3%81%AErss%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%89%E6%83%85%E5%A0%B1%E3%82%92%E3%81%9D%E3%81%AE%E3%81%BE%E3%81%BE%E8%87%AA%E5%88%86%E3%81%AE%E8%A8%98%E4%BA%8B/

「ブログが丸パクリされないための対策とされた時の対応方法」

●http://simplehack.net/blog/pakuruna-do-aho/

「.htaccessで画像の直リンクを禁止するついでに代替え画像を表示する簡単な設定方法」

●http://www.promeshi.com/archives/856

「直リンク呼び出しとRSS取得のお話」

●http://unguis.cre8or.jp/web/5678

「パクリサイトに記事を全文無断転載されたのでGoogleに著作権侵害を報告しつつ差し替え画像を用意して対策を講じてみた」

●http://ozpa-h4.com/2013/09/30/ryoushin-not-found/

「人力検索」

●http://q.hatena.ne.jp/1362025544

「RSS全文配信の危険性や実害についてまとめている」

●http://hapilaki.hateblo.jp/entry/rss-zenbun-pakurihoudai

 

複数のサイトに記載されておりますが、このような行為に対して何か大きな被害が元サイトに起こるようなことがあれば、裁判を起こされることも十分に考える事が出来ます。元記事よりもドメインレベルが強ければパクリ記事が上位表示されますし、元サイトがコピペコンテンツとしてペナルティ受ける可能性も十分になります。

 

普通にこのノウハウを実践していると上記のように怨み辛みを持った人たちが増えていき、いつ法的処置を受けるかもわからないリスクが高すぎる商材です。ただ、その自動で他の人の記事を丸パクリする為、少なり労力で稼げる可能性もある事は確かなのです。しかし、それを考慮しても45000円ほど払って購入すること自体、まともじゃないです。

 

こういったRSS転載問題はフェニックスが発売する以前から問題になっていたのに、それを既存のプラグインを使ってやり方を教えること自体、悪質な行為としか感じられないです。

 

メリット

相手のサイトに攻撃できる

このフェニックでは、文章は流用しているが、記事内の画像のに関しては引用元のままで、そちらから読み込みを行います。つまり、自分のサイトでは、いくら記事を転載してきても、容量は少なく相手側のサイトやサーバー側に負担を掛ける事が出来ます。

 

更にコピペコンテンツを増やすことが出来る為、Googleにとっても、相手側から見ても邪魔な存在でしかなくなります。そのため、相手側に被害があればあるほど、法的処置を受ける可能性も出てきますね・・・。すみません。皮肉です。

 

 

総合評価

詐欺的な商材(★☆☆☆☆)

こういった、真実となる悪評が広まることで、販売停止が後に行われるのか、大きな兆しが無い限り販売を続けるのか、とにかくネット上ではトラブルしか持ち込まない害しかないノウハウです。

 

アドモール側は、こういったネット状況を知っているはずなのに、このような商材を販売しています。価格帯も高すぎますし、私は大きな不信感を持ちました。

 

アフィリエイト教材・ツールの『評価別の比較』一覧

 

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