まとめサイト、キュレーションサイトでは個人では稼げませんよ。

情報を伝えるだけのサイト(まとめサイト、キュレーションサイト)とは

ちょっとした調べものをするときに便利なのがネット検索。文字入力はもちろん音声による検索もできるなどさまざまなシーンで活用できるようになっていますが、検索結果に表示されるサイト数は膨大な件数にのぼります。

 

その中に自分が必要とする情報が掲載されたサイトはどのくらいあるのか。ここでは、情報を伝えるだけのサイトについてお話します。いわゆる、辞書サイト、ウィキペディアサイト、キュレーションサイトのような情報まとめサイトでは駄目だってことですね

 

情報の受け売りサイト

情報を提供するサイトの多くは、他のサイトに記載されている情報を執筆者が読み、表現を変えてまとめられています。その多くは、アフィリエイト祭を目的としたSEOを駆使したサイトになっているので、検索結果上位ページを見ていくと掲載内容が似たものになっています。

 

これは、実際に購入や試したことすらない執筆者が、他のサイトを見て想像して記事を書いているからです。いわゆる情報の受け売りサイトというもので、正確ではない情報もそのまま記載しているので、間違った情報が広まる可能性があります。

 

ただ、情報量が大量にあれば、Googleに評価をしてもらう事が出来る為、上位表示がされて、結果的に稼ぐ事が出来ますが、個人ブログでは到底太刀打ちできる情報量ではない為、まとめサイト、キュレーションサイトでは個人では稼ぐ事が難しいんですね。

 

誤った情報を伝えているサイト

ここでいう誤った情報の定義は、公式の見解なのか私的な見解なのかというものです。

 

説得力のないサイト

受け売りだったり、読む側のことを考えていない情報を掲載しているサイトは、文末を「〜しているようです。」や「〜だと思います。」のように言い切らない表現を使用していることが多々あります。これは、実際に経験していないことはもちろん、十分なリサーチをしていないということの証でもあります。

 

そのことから、文脈に不備はなく、書かれていることももっともなことにもかかわらず、どこか釈然としないという現象が起こります。もし、自分のサイトの記事に同じような文末がある場合は、その部分の情報を再度リサーチし、修正することをおすすめします。

 

情報を伝えるだけでは足りない理由

情報を伝えるときに大事なことは、どこまで読む側の状況を想定できているかです。ただ、現実的には想定することはできても、ピンポイントで情報を提供することは不可能です。そのため、関連情報も掲載することでできるだけ検索結果に表示されるようにしています。

 

そういう意味では、読む側にとって必要な情報を盛り込んだものになっていると言えますが、読む側にとって必要だと思う情報が盛り込まれているので、ユーザーファーストと言えます。

 

情報の正確性は当たり前

情報は、時間とともに変わります。特に金額や時間などは常にアップデートが必要な情報です。これらの情報が古かったり、間違えていたりすると、読者や情報に掲載されている関係者に迷惑をかけてしまいます。また、あまりに不正確な情報が多いと再度訪れて読もうと思ってもらえません。

 

また、期限があるものや期間限定のものなどは、その期限が来たら、情報の更新が必要になります。更新内容は、「終了しました」や「次回は○月○日です」などになりますが、この作業をするだけでも読者にとっては有益な情報になります。

 

ちなみに検索してリストアップされたサイトの中には、さまざまな理由から、提供した日や情報を更新していないものがたくさんあります。期限は数ヶ月前に終わっているのに「今がチャンス」などと書かれた情報に読者がつくとは到底思えません。

 

つまり、生の情報提供がまた重要になりますね。

 

なぜその情報を伝えているか

サイトのコンセプトやターゲットにもつながりますが、提供する情報をなぜ伝えているのかを明確にする必要があります。そのためには、どんなターゲットに何を伝えるかをしっかりと意識して情報収集を行い、そのターゲットがわかりやすい形で情報を提供しなければなりません。

 

そのためには、自分がなぜその情報を伝えようとしているのかを思い出し、その過程も含めて情報として提供することも必要になってきます。読者が欲しい情報は、そのものズバリの答えが欲しい時となぜそういう考え至ったのか過程が欲しい時があるためです。

 

結果的に読む側の役に立たない情報

これらのことができていないと結果的には役に立たない情報として読者に読まれることはなくなります。また、読まれたとしても役に立たない情報として二度と訪れることはありません。そうなると当然ですが、アフィリエイトは成り立たず、挫折ということになりかねません。

 

そうならないためにも、生きた情報を提供することが大事です。ちなみに生きた情報とは、誰も知らない鮮度の高い情報はもちろん、悩んでいてたどり着いた読者の役に立つ情報を記載していることをいいます。そのことから、流行りの言葉やものだけではないということを肝に銘じてほしいのです。


 

サイトの個性は何ですか

「サイトの個性はなんですか」と聞かれてすぐに答えられますか。アフィリエイトをするとASPに登録しますが、サイトの説明という欄が必ずあります。そのサイトの説明に記載する内容にも関連する「サイトの個性」についてお話します。

 

サイトを通して伝えたいもの

サイトを通して伝えたいものを言い換えるとサイトのコンセプトになりますが、この伝えたいものが明確ではない場合、提供する情報がぶれてしまうので読者に戸惑いを与えてしまいます。そこで、サイトを始めようと思ったときに感じていたことを思い出してみてください。

 

なぜ、わざわざサイトを通すことまでして伝えたいと思ったのかを思い出すことで、サイトのコンセプトはほぼ決まります。多くの場合は、自分が知った情報を同じように悩んでいる人に届けたいといいう気持ちから始めているので、そのままコンセプトにできます。さらに、その気持ちに至った経緯を考えてみると、ターゲットも選定できる上に、提供する情報も選定できます。

 

読者の興味を惹く情報とは

読者の興味を引く情報とは、生の声が反映されている情報と言えます。先で紹介した悩みで言うと、いつ、どこで、誰がどんな風に悩んだのかを詳細に書くことで、同じように悩む読者にとって有益な情報になります。

 

さらに、提供した情報のその後の情報も提供されていると、その情報を得たことで、何を得したのか、何を損したのかが明確になります。もちろん、提供する情報の情報源や日付を明記することは言うまでもありません。

 

自分の思いを伝える記事はどのくらいなのか

ここからはすでにサイトを運営している方向けの話になりますが、今の時点で提供している情報の中に自分の思い入れのある情報はどのくらいあるか考えてみてください。全部と答えられる方はすでに今回お話していることを実践されている方なので問題ありません。

 

半分くらいと答えた方は、平均的なアフィリエイターと言えます。アフィリエイトの習性とも言うべき、商品ありきになることを考えると半分でも多いくらいですが、それでも半分は思い入れのある記事を提供しているので、今後読者が増えてくることでしょう。

 

1割くらいと答えた方は、今回お話しているテーマにピッタリの方です。おそらく提供情報の多くは、他のサイトで見たものの羅列になっているのではないでしょうか。たとえば、「○○とは」「○○の特徴」「○○のメリットとデメリット」という感じのアウトラインになっていることでしょう。

 

もし、そうなっているなら、新しい記事を書くよりもまずすでに提供している記事のリライトから始めましょう。すでにKWやコンセプトは考えているので、アウトラインの変更や言い回しの修正などで対応可能です。

 

そして、忘れてはならないのが、なぜこの情報を提供しようと思ったのかとどうやって解決したのかを自分が経験したことをもとに書いていくことです。もちろんすべての記事に当てはまるわけではありませんが、自分が未経験のことを書く場合でも、書く理由はなにかあるはずです。

 

その理由も含めて書くことで、サイトの個性が生まれ、あなたの個性が反映されます。多くの場合は、スマートフォンでもリライトができるので、通勤時間中や休みの日のちょっとした時間を使ってできます。それと同時に新しい記事も自分の思いを伝えることを主眼に書いていきます。

 

アフィリエイトサイトに必要なもの

この記事を読む多くの方は、アフィリエイトサイトを立ち上げているか、立ち上げようとしている方だと思います。そこで、アフィリエイトサイトに必要なものを紹介するとともに、これまでお話した情報を伝えるだけのサイトにならないポイントについてお話します。

 

大量のアクセス

アフィリエイトサイトをする上で必要なもののひとつが大量のアクセスです。提供する情報に対して一定数のアクセスを見込めると、そのアクセスを利用してさまざまなアフィリエイトをすることができます。

 

そのために、リストを購入したり、メルマガやSNSを使ったりして読者を獲得しています。

 

幅広い読者

サイトのコンセプトにもよりますが、できれば年齢層や性別などにとらわれない情報を提供することができれば、サイトへのアクセス向上につながります。たとえば、足痩せの情報となるとほぼ女性限定になりますが、お肌ケアとすると男性も取り込むことができます。

 

豊富な情報量

幅広い読者とも関連しますが、多くの読者を獲得するには、コアなジャンルであれ、幅広いジャンルであれ豊富な情報量が必要になります。コアなジャンルなら専門家も顔負けの裏情報やお得情報を提供したり、幅広いジャンルであれば、どの読者にも対応できるほどのさまざまな情報を扱ったりといった感じです。

 

的確なリンク

最後に、アフィリエイトリンクの張り方ですが、記事内容に沿わないリンクを張るのは問題外ですが、同じ内容のリンクでも張り方で読者の感じ方も変わってきます。たとえば、足痩せの記事のなかでマッサージの項目があるならマッサージのリンクを張るといった感じです。

 

まとめ

今回は、情報を伝えるだけのサイトについてお話しました。情報は伝えるものですが、ただ伝えただけでは読者の心をつかむことはできません。情報の中に生の情報がどれだけ散りばめられているかで、その情報が役に立つ情報かそうじゃない情報かに分かれます。

 

そのためには、なぜその情報を伝えたいと思ったのかを思い出して、その過程も含めて情報提供することが大切です。すでに提供している記事もこれから提供する記事にも取り入れてみてはいかがでしょうか。


 

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