検索順位を上げる為のSEO対策と危険性が高いSEO対策
アフィリエイトで収益をあげていくのに、SEO対策が必要だということはなんとなく感じているものの、初心者からしてみれば具体的に何をどうすれば良いのかさっぱりわからないと思います。
SEO対策を専門に行う外注の業者まで多数存在しますが、それほど検索エンジンの上位に表示されることは難しいことなのでしょうか?もしそうだとしたら、右も左も分からない初心者に勝ち目はないんじゃないか・・・
大丈夫です。
あなたが本質的なSEO対策を理解すれば、やるべきことは絞り込まれます。それでは、今回はその本質的なSEO対策を解説していきましょう!
本当のところSEO対策はなぜ必要なのか
SEO対策を行うことで上位表示を獲得すると、どんな良いことが起こるのか少し考え見ましょう。
私達の生活の中で、インターネットを使ってわからないことを検索するという行為もすっかり定着しました。パソコンで、スマホで、タブレットでとあらゆる場面で検索キーワードは入力され、表示される正しい情報やおすすめの情報で生活をより便利に、そして豊かにしています。
あるデータによると、多くのユーザーは検索結果の上位5位くらいまでで検索を終了します。終了するということはつまり、目的の情報を得たということになり、検索後のコンテンツ訪問の回数が少ないということは、検索エンジンの情報抽出の信頼度が高いという考え方もできますよね。
しかし、視点を変えてアフィリエイトする側から見ると、5位以下の情報がひと目に触れる可能性は低いという残酷なデータでもあるのです。
関連情報やおすすめコンテンツなどリンクの質も年々向上し、検索以外のコンテンツ流入も増加していますが、大半のアクセスは未だに検索窓からの流入です。これらの状況からもSEO対策を施し、検索上位への表示を獲得することがいかに重要なことであるかが判ってもらえると思います。
本質的なSEOとは
単にSEOと言っても、その手法は様々です。SEO対策を専門に行う業者も存在し、クライアントのサイトの順位をあげようと、あらゆる手段を講じているのです。それこそ、検索エンジンの盲点を着くような手法までも講じて。
一方、Googleは検索アルゴリズムを使って検索順位を決定しますが、このアルゴリズムに手を加えない日は無いと言われるほど、日々マイナーチェンジを繰り返し、ピンホールのような盲点の修正をしているのです。
検索エンジンがどこまで進化していくのか、もはや素人の乏しい想像力ではうかがい知れませんが、「ユーザーに価値のある情報を提供する」という目的が変わることはないと考えられます。
検索エンジンを出し抜こうとするようなSEO対策は、徒労に終わるばかりか下手をするとサイトごと検索空間から排除されてしまいかねません。価値の有無をはかる前に検索上位に躍り出るようなサイトはGoogleにとって害とみなされかねないということは認識しておきましょう。
具体的なSEO対策
それでは、いよいよ最低限行っておきたいSEO対策、本質的なSEO対策を説明していきます。
タイトル
サイト名にメインキーワードが含まれることがベストですが、よほど専門的なサイトでもない限り難しいかと思います。タイトルへのキーワード含有は、必須のSEO対策と言えますが詰め込み過ぎるとスパム判定を受けてしまいかねません。
h1タグ
これは見出し文字の大きさを表します。数字が小さいほど階層が上に位置すると判断され、ここでのキーワード含有もSEO効果を得ることができます。タイトル同様詰め込みすぎると逆効果となりますので気をつけてください。
被リンク数
他サイトからリンクされている数です。SNSの発達によるブックマークなども含まれますが、特定のメンバー同士での乱用は気をつけるべきとする点でもあります。また、相互リンクをお願いする場合は、失礼のないようにコンセンサスを得てからにしましょう。
アンカーリンク
コンテンツ内のテキストにリンクを貼る方法です。記事下の関連記事などから内部リンクを貼るよりも、文中のテキストリンクから貼る内部リンクのほうがSEO効果は高いと言われています。
以上は、基本的なSEO対策で最低限やっておかなければならないものです。
やってはならないSEO対策
SEO対策にはやりすぎると逆効果となるものがあります。執拗な対策はスパムと判断され、検索順位の大幅な下落や、最悪の場合サイトごと検索圏外に追放されてしまうということもあります。
スパムの手法についていくつか紹介しますが、長く安定的に収益を上げたいと願うのであれば、手を出す必要は全くありません。何がNG行為となるのかを理解し、甘い言葉に誘われないように知識としては持っておいてください。
例えば、
- ドアウェイページやリダイレクトを使って、複数の流入経路から検索ユーザーが意図しないサイトへ強制的にアクセスさせる行為
- テキストのフォントを背景色と同化させたり、意図的にフォント数を小さくしたりしてSEO効果を得ようとする行為
- 不自然にキーワードを羅列させ、SEO効果を高めようとする行為
- ページの複製を作ったり、相互リンクだけのページを作ったりする行為
- 他人のサイトを丸ごとコピーするという悪質な著作権侵害です。
高額ノウハウの中には詐欺的なものも少なくありません。紹介したようなスパム行為を名称だけ変えて最新ノウハウなどと称して、言葉巧みに誘導してきます。
即効性のあるSEO効果を得られるかもしれませんが、すぐにGoogleに対策され、その後の運営に支障をきたすことは間違いありません。くれぐれも手出しはしないようにしてください。