成果報酬型アフィリエイトで稼ぐ!広告主選びの4つのポイント
アフィリエイトには大別して2種類の報酬の発生の仕方があります。
リンクを踏んで商品が購入されれば報酬が発生する成果報酬型アフィリエイトと、広告をクリックされた時点で報酬が発生するクリック保証型アフィリエイトですね。クリック保証型のアフィリエイトは、広告を掲載するブログやサイトさえあれば手軽に始めることができます。しかも、報酬発生の条件はクリックされるだけととてもシンプルです。
クリック保証型でもっともシェアが大きいのがGoogleアドセンスで、アフィリエイターであれば誰もが知っていると思います。アドセンスというとトレンドアフィリエイトを連想し、アカウント停止のペナルティを受けやすいというイメージを持っている方も多数いるのではないでしょうか?
トレンド的な記事を扱えばどうしてもサイトに一貫性がなくなり、取り扱うコンテンツもライバルサイトと似たようなコンテンツが集まりがちです。これが「価値のない似たようなコンテンツ」と判断され、ペナルティを受ける主要因となってしまうのです。
その他にもアドセンス広告が何度もクリックされ、 Google によって不正な報酬操作と判断されアカウント停止に追い込まれるアドセンス狩りというものが流行った時期もあります。
しかし、アドセンスのノウハウを教える無料サイトも充実し、アドセンス狩りの対策や広告コードの抜き取りなどアフィリエイターに認知されたことで最近は見られなくなりました。
アクセス解析などによって作為的なクリック数の増加が見られた場合は、 ペナルティを受ける前にGoogle に報告し、調査依頼をすることによって外部からの妨害行為であることを伝えておかねばなりません。Googleへの報告は監視が強化され、アフィリエイト運営に不利だと考えている人もいますが、アドセンス規約に沿った広告の取り扱いをする限りは、何らの 問題もありませんね。
さて長くなりましたが、もう一方の成果報酬型のアフィリエイトですが、 一般的には広告主の販売する商品を紹介し成約されることで報酬を得るという手法です。
広告主とはその商品を開発した企業の場合や、販売を委託された事業者の場合もあります。多数のアクセスを集めるようなサイトやブログは広告主と直接アフィリエイト契約できるケースもありますが、一般的には ASP と呼ばれる広告主アフィリエイターを仲介する業者を挟むことになります。
ASP サイトでは、広告主を選ぶ基準によってアフィリエイトの収益はだいぶ変わってきます。ポイントを押さえて広告主を選んでいきましょう。
ASPサイトについて
アフィリエイトという商品の訴求方法も一般的になり、これを仲介する ASP 業者もかなりたくさん出てきました。
ASP業者はオープンASPとクローズドASPに大別できます。前者は簡単な登録で誰でも会員になることができ、 文字通りオープンな案件として多数登録された広告主の商品をアフィリエイトすることができます。
後者のクローズド ASPは、すでに登録しているアフィリエイターからの紹介であったり、サイトの審査などを経て登録が可能であったりするASPです。 件数こそオープンASPよりも少ないものの、高い報酬の案件が見込まれる会員制サイトです。
慣れるまではオープンASPで、経験を積むことをおすすめしますが、オープンASPだけでも十分に稼ぐことは可能です。今回はオープンASPでメジャーなものをいくつか紹介しておきます。
メジャーなASPサイト
- A8.net: http://www.a8.net/
- アフィリエイトB: https://www.affiliate-b.com/
- バリューコマース: http://www.valuecommerce.co.jp/
- アクセストレード: http://www.accesstrade.net/index.htm
- トラフィックゲート: http://www.trafficgate.net/
- インフォトップ: http://www.infotop.jp/
一度にたくさんのASPに登録しても、膨大な商品数に混乱してしまうだけです。大手のASPを中心に2つ3つに絞り込んでも十分に収益を上げることができますので、スキルアップとともに少しずつ範囲を広げていくようにしましょう。
広告主を選ぶ4つのポイント
さてそれでは実際に広告主を選んで行きましょう。ポイントとなるのは以下の4点です。
- 広告主の承認率は酷評されていないか
- 報酬単価の目安は1件1000円以上で見ているか
- 広告主のサイトは申し込みやすく作られているか
- その商品は売れているか
1つ1つのポイントを解説していきましょう。
広告主の承認率は酷評されていないか
案件によっては商品が購入されても広告主の承認を得なければ報酬が発生しません。
これは商品ごとに細かな承認基準というものが設けられており 、例えば FXの証券口座開設のアフィリエイトなどでは、口座開設した後に実際に取引が行われなければ承認されないといった条件が設定されていることがあります。
広告主の中には、報酬額は高いものの承認基準が非常に厳しいといった悪質なケースもあります。承認される割合というものは ASPの中では基本的には非公開の数値なので、評判の悪い広告主の情報は集めておきたいものですね。
こうした情報はアフィリエイターの twitter でのつぶやきや、2cnWEB収入板などを参考にしてみましょう。信憑性については玉石混交ですが、あまりにも似たような意見が多いようであれば再考も検討しましょう。
報酬単価の目安は必見1000円以上
商品の報酬額はピンからキリまでありますが、それこそ一軒家100円のものから1万円を超えるものまで 多種多彩です。報酬額の低い商品は売りやすいというイメージがありますが、一概にそうとは限りません。逆に報酬単価の高い商品であってもコンテンツ次第で収益性は大きく変動します。
1件100円などの報酬の低い案件 では、相当な数をこなさなければまとまった収入にならず、ジャンルによってはアドセンスに集中した方が 効率的に稼げる可能性もあります。
成果報酬型アフィリエイトでは1件の報酬額が1000円以上 のものを選ぶことをお勧めします 。
広告主のサイトは申し込みやすいか
承認条件は緩いのに、なぜか承認率が低いという商品をあります。アフィリエイトしたい商品を見つけたら、実際に広告主の販売ページを訪問してみることをお勧めします。あくまで消費者の目線で購入一歩手前まで進み、そこに至るまでの導線に問題がないかを確認してみましょう。
ネットで買い物をしたことがある人なら経験があると思いますが、申し込みページに記載する情報があまりに多かったり、カートに商品を入れても最終的な計算方法が分かりにくく、そのままサイトを閉じてしまったりと言ったことはありませんか?
消費者にとってわかりにくい申し込みページは、このように買い物途中で 逃げられるというパターンもあります。そして、申し込みに記入する情報は簡単であるほどストレスも小さく、成約に近いと言えます。申し込みに職業やプライベートの情報まで記載するような案件は消費者にとっては購入までのハードルが上がってしまうのです。
その商品は売れているか
アフィリエイトする広告主と商品候補を絞り込んだら、その商品名で検索してみましょう。検索エンジンのトップや右のサイド部分には広告枠が設けられていますが、そこにアフィリエイト候補の商品は表示されていますか?
広告として掲載するためには、もちろん広告料が発生します。これを逆の視点で見れば、売れる見込みがあるからこそ広告を売っていると考えることができます。
まとめ
今回お伝えした4つのポイントを押さえるだけでも 成果はずいぶん変わってくると思います。ASPサイトで広告主を選ぶには乱暴な言い方をすれば、「払いのいい広告主のよく売れる商品を売る」ということにつきます。
なんとなくASPで案件を選ぶのではなく、ポイントを抑えた候補の絞込をしていきましょう。